糖尿病内科に通い始めて1年経ちました。
個人的に感慨深く、前向きに治療を始める環境の整った日です。
当時の時系列や現状、これからのことについて書き出していきます。
もし宜しければ最後までお付き合いくださいますようお願い致しします。
2024年の年末ごろに受けた血液検査の結果が悪く、検査結果が当時少しだけ通っていた近所の整形外科に届いたタイミングで電話連絡が入りました。
整形外科での対応はこちらをご参照ください。
血液検査の結果を受け取りました。
血糖値が457mg/dL, HbA1cが11.9%と書かれたものでしたが当時の私は何も分からず。整形外科医の対応に見切りを付け「今後は専門医を頼ります。」とすぐに糖尿病専門医のいる病院を探すことにしました。
時系列
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- 2025年1月11日(土)午前
事前に他の専門医を探すことを伝えた上で整形外科にて診察無し、血液検査の結果のみ受け取る。
- 2025年1月11日(土)午前
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- 2025年1月11日(土)より13日(月・祝)
糖尿病の専門医を探すことに専念。
院内設備、毎月の治療実績、その他、病院のウェブサイトを拝見した上で問い合わせ先の病院を決定。
- 2025年1月11日(土)より13日(月・祝)
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- 2025年1月14日(火)午前
糖尿病内科の受付フォームに入力し、送信。
- 2025年1月14日(火)午前
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- 2025年1月14日(火)14:30すぎ
現在の主治医より電話連絡が入り、血糖値やHbA1cの数値や現状のヒアリングと初診の日時を決定
- 2025年1月14日(火)14:30すぎ
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- 2025年1月20日(月)14:45
午後診より前の時間を指定されて糖尿病内科へ訪問。
とても丁寧な挨拶から始まる診察。
不整脈の心配もありApple Watchの心電図を見てもらったあと、心電図の測定。
メディカルダイエットの広告によく出てくるGLP-1について2型糖尿病に使うものであり、その対象となることや投薬の効果などを説明される。
- 2025年1月20日(月)14:45
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- 2025年1月27日(月)
2回目の糖尿病内科の受診日。
リブレLinkの装着を2週間限定で開始。マンジャロ2.5mgの投薬を開始する。不整脈の精密検査のための紹介状を受け取る。
- 2025年1月27日(月)
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- 2025年2月11日(火)
この日より2日間、採血による血糖値測定(1日6回)を開始。
- 2025年2月11日(火)
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- 2025年2月13日(木)
3回目の糖尿病内科の受診日。
リブレLinkは予定より2日満たず、衝撃により外れた(問題なし)。
この日より管理栄養士による栄養相談(指導)を毎月受けることになる。
マンジャロを2.5mg→5mgへと変更。
- 2025年2月13日(木)
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- 2025年2月
紹介状を携え、糖尿病内科より紹介された別の病院の循環器内科を訪問。
診察室でApple Watchの心電図で計測した後、心電図の測定。
不整脈が認められたため、心臓CTと心エコーの検査の日程が決まる。
- 2025年2月
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- 2025年2月17日(月)
循環器内科で心臓CT、心エコーの検査は身体を動かせず、初車椅子生活を数時間体験。
- 2025年2月17日(月)
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- 2025年2月21日(金)
循環器内科で心臓CT、心エコーの検査結果を受け取る。心臓、冠動脈に問題なし。
この頃には不整脈は落ち着く(症状がなくなる)。
- 2025年2月21日(金)
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- 2025年3月10日(月)
4回目の糖尿病内科での受診。
- 2025年3月10日(月)
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- 2025年4月11日(木)
5回目の糖尿病内科での受診。
以後、5週に1度の通院となる。
- 2025年4月11日(木)
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- 2025年11月7日(金)
11回目の糖尿病内科での受診。
さらに間隔をあけて6週に1度の通院となり、現在に至る。
- 2025年11月7日(金)
最初の印象
主治医
自己紹介を丁寧にされたことが印象的でした。
家族構成、仕事の内容、子供の頃や学生時代の話、今の生活状況、食事の回数や内容、休日の過ごし方、趣味・・・あらゆることを前のめりになって根掘り葉掘りと聞き出してきた主治医の先生の姿に当初は「とんでもなく失礼な医師なのか?果たしていったい一体これは何なのか?」と困惑しました。しかし、数々の説明に追いつかない中でも「一緒に勉強していきましょう!」の一言に心を打たれました。のちにとんでもなく腕が良い先生であることを知ることとなる。
看護師
前の病院での出来事などを丁寧にヒアリングしていただき、とても細やかな印象。のちに糖尿病看護認定看護師という存在を知ることとなる。
管理栄養士
かなり穏やかながらも主治医の先生の治療方針に従った食事に対する指摘や指導を当初は厳しいものだと感じる内容ばかりでした。のちに治療薬や各種療法に精通している糖尿病のプロフェッショナルと知ることとなる。
現在使用しているツール
- グルコカードプライム(アークレイ)
- スマートe-SMBG(アークレイ)
- e-SMBGクラウド(アークレイ)
- 体組成計 BC-332L WH(タニタ)
- 手首式血圧計 BP-219L(タニタ)
- Health Planet(タニタ)
- Apple Watch Series 6(Apple)
- ヘルスケア(Apple)
- Google スプレッドシート
血糖値測定はアークレイ社のグルコカードプライムを病院から貸与されており、消耗品のみの購入となっています。そのため、測定器の買い取りはしていません。
血糖値測定に伴いスマートe-SMBGというアプリにグルコカードを連動させて血糖値を記録。e-SMBGには毎日の食事内容を写真付データで記録。その他、体重や体温などの項目はAppleヘルスケアと同期。
e-SMBGクラウドとは、
パソコンからスマートe-SMBGの入力データを閲覧、追記、訂正などが出来る仕組みです。
体重はタニタの体組成計で計測したものをHealth Planetアプリと連動させて記録。血圧計もHealth Planetに連動させて記録。これらの記録した数値をApple ヘルスケアと同期。
Apple Watch Series 6には心電図測定の機能がついているため、突然の息切れのような状況になった場合などに測定し、Apple ヘルスケアと同期。
iPhone不携帯の環境下でもウォーキングや心拍数の計測が可能のため、iPhoneを持たずにウォーキングへ行くことも可能。
なお、Apple WatchのSEシリーズは心電図測定不可なので購入時は選択肢に含めず。
Google スプレッドシートには毎日のウォーキングの歩数、距離を記録。
1週間単位、1ヶ月単位、1年単位と比較できるように作りました。
Appleヘルスケアで過去を振り返るより数字を眺めるほうが圧倒的に役立っています。
最初の1年で取り組んだ内容
GIP/GLP-1受容体作動薬 マンジャロの接種を記録
2型糖尿病向けに保険適用となるGLP-1の自己接種型の薬のマンジャロの接種日時、痛みの度合い、副作用などについて必ず記録。
地味な作業ですが時系列と共に痛みの具合や副作用を書き留めることで些細なことでも通院時に報告が出来ています。報告することが新たな対策を教わる機会でもあります。
マンジャロを投与されて2〜3ヶ月後の、マンジャロについてのヒアリングでは思考の変化について語ったことがありました。特に食事における食品への見え方に変化が出てきたことや以前と比べて食べ物の選び方が変わった事、他人の食べるシーンへの嫌悪感などについて色々と話しました。
私にとってマンジャロの使用は生活そのものをポジティブへと転換できる良い機会になりました。
記録をブログに収めること
毎日の食事内容、運動量、血糖値(定められた測定日のみ)の記録をするためにブログを開設。
少しの変化に対応するためには振り返りが出来るツールが必要。体重が落ちなければその期間に食べた内容や行動を一度に振り返られるツールとしてブログは大いに役立ちました。
記録することの大切さを思い知る1年となりました。
Google スプレッドシートでの運動量の記録
ある程度の運動療法が身についた時点で気付きました・・・記録していないことを。
Appleヘルスケアに記録しているものだけでは振り返りが難しいため、表計算ソフトを利用した記録を始めました。
自分なりの統計を取ることで運動へのモチベーションや減量が思い通りにならない原因を掴むきっかけとなりました。やはり記録は大切です。
食事療法
毎日の食事内容の写真とメニュー、運動量、体重などのデータはすべてe-SMBGアプリを通じて毎日病院へとデータが送信されています。
私の通う病院では毎日送信するデータ内容に基づいて食事療法と運動療法が行われます。
主治医の先生からは特に夕食を軽くする、夕食だけ炭水化物を摂らない食事方法を提案されて実践しました。夕食を軽くするのは難しいのですが炭水化物を抜く方法はしっかりと定着しました。基本的には管理栄養士の先生に丸投げしている食事療法ですが、主治医の先生からも時折質問やアドバイスがあります。
栄養相談が終わったこれから先は主治医の先生による食事へのアドバイスとなる予定です。
管理栄養士の先生からはリブレLinkのデータを解析しながら減量に必要な筋肉量を落とさないためのタンパク質の摂取方法やレシピの紹介、ウォーキング系アプリの紹介などがありました。1年近くかけた食事内容の正誤についてとても深く相談出来たと思いますし、さまざまな知識を身につけることが出来る有益な体験でした。
運動療法
2024年の1年間のデータ
・1日平均歩数:1524歩
・1日平均距離:1km
2024年は近距離でも車や電車での移動が多く、歩くことや身体を動かすことにまったく興味はありませんでした。
階段よりエスカレーター、エレベーターを選ぶ生活でした。エスカレーターのない駅ではエレベーターを探すことが当たり前の生活。
2020年の1年間のデータ(最も運動しなかった年)
・1日平均歩数:563歩
・1日平均距離:0.39km
2021年の1年間のデータ
・1日平均歩数:1095歩
・1日平均距離:0.79km
・・・
2025年の1年間のデータ
・1日平均歩数:7846歩
・1日平均距離:5.4km
主治医の先生の強い勧めがあり、有酸素運動を中心に2025年はウォーキング(たまにランニング)に取り組みました。2025年7月〜8月のみ、プールでのアクアフィットネス(アクアウォーキング)にも取り組みました。息切れしていた駅の登り階段も現在は息切れすることなく平気になりました。ウォーキングが習慣化した夏頃にランニングを提案されたので時々だけでも実践しています。
外出時に楽をすることが当たり前でしたが、1年間を通じて1駅分や2駅分という単位の距離をあえて歩くようになり、バスを使わずに坂道の急勾配を徒歩で移動したりと行動が変化しました。少し前まで考えられませんでしたが、わざと長い時間や距離を歩く生活や最寄駅から1駅手前で降りる電車の利用は今となってはごく当たり前のことになりました。
通院ごとに主治医の先生に運動療法の新しい提案を求めています。先生ご自身がスポーツマンであることにより良い案を次々と教わっています。
最近では他のスポーツも新たに勧められましたが・・・まだ私には早いので様子見です。
今現在の私の立ち位置
数ヶ月前よりHbA1cは5.7%に落ち着きました。
1年近く糖尿病内科へ通い、主治医や管理栄養士の先生方と看護師さんには大変良くしていただき、通院の度に新しい知識や提案をいただくようになりました。
通院開始日から7ヶ月後となる2025年8月には現在と同じくHbA1cは5.7%に落ち着きました。
2型糖尿病を効率よく、確実に治癒へと運ぶために必要な医療(病院内)のチームプレイに支えられている実感があります。
検査結果などすべてが改善に向かっていることや解消されたことについて事ある毎に先生方へ「先生のおかげです。本当にありがとうございます。」という言葉を繰り返しています。先生からも「それは嬉しい!」と直接仰っていただけることが診察時のコミュニケーションがうまく図れているように感じます。
糖尿病内科での体験については主治医の先生からの要請もありGoogle Mapsへレビューを掲載しました。近隣の方々に多く読まれているとGoogleからも連絡がありました。
先生方の叱咤激励という名の良いアドバイスに従って日々を過ごすことにより全ての数値が改善すると思うと2型糖尿病は自分の行いや考え方を変えるだけで改善できる病気だと実感しています。特に思考の変化が大事なことと思います。
特に管理栄養士の先生は私に向かい「アドバイス出来ることがない。」と最後の数ヶ月は楽しい雑談が多い栄養相談となりました。(良い意味で)モデルケースとして他の患者さんに私の取り組みをご紹介されたい旨を以前より伺っています。どの部分がそうであるのかは分かりませんが少しでもなにか参考になりましたら・・・という気持ちです。
栄養相談は2025年12月で終了となりましたが、私の希望(もしくは主治医の判断)によってこれからも受けられるとのことです。
新しい取り組み
2025年12月の診察日より1ヶ月間、治療に必要なiPhoneアプリのモニターを引き受けました。主治医の先生よりご紹介いただき、e-SMBG*1 に代わる新しい血糖値+食事管理アプリのiPhone版を使うことになりました。
*1:グルコカード、グルテストアクアなどの血糖値測定器とBluetoothで繋げられる患者と病院がデータを連携できるアプリのこと。
モニターは私が今できる、先生方へのお礼でもあるので引き受けました。
今回のモニターを通じて感じたことや使いづらい面などを伝えることによって今後リリースされる予定の製品版がより使いやすくなることを期待しています。
先生の熱量について
主治医の先生だけでなく病院スタッフ全員に該当しますが、私からの質問に迷うことなく答えて下さる姿勢が大変好ましく頼もしい存在です。
待合室の壁には先生がメディアにインタビューを受けた記事、改善された患者さんがインタビューを受けた記事、インスリン離脱に成功した患者さんの声など、多くの情報が貼り出されています。待ち時間にそれらに目を通すだけでも熱量の高い病院であり先生であることが伺える場所だと認識出来ます。
待合室での時間、ごく稀に診察室からの漏れ聞こえる話し声の多くは「先生のおかげです。」「〇〇ができるようになりました!」など、前向きな言葉が多い印象があります。私も例に漏れず。
ちょっとした疑問や悩みには共感ではなく即時解決し、次のフェーズに向けての新たな提案を。ダメなものはダメと、良い取り組みの話には面白がって話に乗り、さらに症状が良くなるための話題へ。全てがポジティブである環境です。
限られた診察時間を有効活用するために、診察日の前日までにiPhoneのメモ帳に質問を書き出して要約したものを持参して看護師さん、管理栄養士の先生、主治医の先生へと質問をします。いただいた回答は待合室で簡単にメモして忘れないように気をつけています。
毎回の診察時間の終わりには笑って話しながら検査室や診察室を出ることが多く、楽しい雑談の場のように錯覚してしまいがちになります。しかし、完治している立場ではありませんのでただの雑談にならないように会計を待つ短い時間を使って出来る限りはメモの補足を書き足す時間としています。
それでもメモする時間は足りませんので調剤薬局に立ち寄った後にカフェで診察内容のまとめを作る時間を作っています。
これから先、目指す場所

2型糖尿病を1年間で終わらせられなかった・・・(私なりの)目標不達成。
現在使っている薬の減薬に向けて1歩でも先に進みたいのが本音です。
この先、長年にわたり糖尿病を抱えるのではなく、糖尿病の再発に気を付ける立場でありたいです。
糖尿病とこれ以上、仲良くしたくはありません。
2025年内に支払った医療費が人生の中で最も支払った高額医療費となったことにショックを受けています。
健康であるためには今までと同じ、もしくはそれ以上に何かに取り組んだ方が良いのかと思いますが、今日の時点では新しい取り組みはまだ何も思いついていませんし行動していません。
少し先の、減薬の叶う未来に向けて、また次の診察日に向けて準備を進めていくところです。
2025年は2型糖尿病への未知なる時間と出費に向けて様々な予定をキャンセルすることとなりました。
2026年は1年前に叶えられなかったことへの取り組みに注力したり、1円でも医療費の削減が出来るような行動ができるようにしたいと。そう強く思います。





